これだけは聴いてほしい!ディランおすすめ曲ベスト5(入門編)
こんばんは
最近ヘアースタイルをボブにしました、ディラン好きです。
今日は私がおすすめするボブ・ディランの曲を、
ボブ・ディランなんて知らない!
知りたくもない!
っていう人向けに、入門編として5曲紹介したいと思います。
なので、ディランをよく知ってる人は自分なら5曲なにを選ぶか、答え合わせのつもりで見てって下さい。
第5位 Like A Rolling Stone
CMかなんかで一度は聴いたことがあると思います。ディランの中でも1位2位を争う有名な曲ですね。
このブログのタイトルにある(転がる石のように)はこの曲名からとったものです。
実はこの曲を有名にしたのはあるエピソードがあって、ディランがはじめて人前でこの曲を歌った時、聴衆から激しいブーイングを受けたんですね。
なぜかというと、それまでのディランはハーモニカとアコースティックギターだけで反体制・反政府的な歌を唄う、フォークソングの申し子だったからです。
(引用:http://www.getfrank.co.nz/)
プロテスタントの象徴としてディランを崇拝していた熱狂的ファンは、エレキギターとバンドを従えて出てきたボブディランに容赦ない罵声を浴びせました。そんなのはディランじゃない だろう、と。
そんな状況の中で唄った最初の曲がこのLike A Rolling Stoneです。
この曲では転がる石のように転落してゆく女性の人生が描かれていますが、ディラン自身、同じところに留まっている岩より、たとえ堕ちていったとしても常に変化していく人生を選んだのでしょう。そう、転がる石のように。
第4位 Desolation Row
この歌がランクインしたのは意外かもしれませんが、私にとってはとっておき一曲です。なにってこの歌、すごくディランっぽいんですよ。
私が一番好きなディランといってもいいかもしれません。
全部聴けばわかるんですけど、この歌けっこう長くて11分以上あります。その間ディランはずっと同じ調子で、唄っているというか、むしろつぶやいている感じです。
これぞ弾き語り。まさに語っています。歌詞もその場で考えたんじゃないかって感じに、なにかぼやいているように聞こえてきます。そんなオヤジのぼやき。
これがとても心地良いんです。ぜひfullで聴いてほしい!
第3位 Blowin'In the Wind
邦題は『風に吹かれて』
この歌はディランの中で最も有名な曲ではないでしょうか。
伊坂幸太郎の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』で度々出てきましたね。
私がディランを知ったのも、小学生の頃カーラジオに流れていたこの曲を聴いたのがきっかけです。
第2位 Forever young
心に滲みます。この歌はどのcoverよりも、オリジナルが良いな、、と思う曲です。
少年に 夢を持て と願うおじさんの歌です。
第1位 Don't Think Twice,It's All Right
邦題は『くよくよするなよ』
ねっとりとした3フィンガー奏法とハーモニカがなんとも言えないノスタルジーな雰囲気を出している曲ですが、それにも負けないくらい、歌詞はもっとねちっこいです。
ねちっこい男が別れた女にイヤミをネチネチ言っている歌です。笑
でも、そうは言っても、、最後には「くよくよするなよ」は、男が自分自身を慰めているように聞こえてくる不思議な歌です。男の哀愁をここまで表現できるか。という曲。
以上、ディラン好きが選ぶ、これだけは聴いてほしいディランの曲(入門編)でした!
入門編としてまとまってて良いなと思うアルバム
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