ディラン好きの日記

転がる石のように

2015年の総括

 

皆さま、年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。

はてなでぼっち、リアルで充実、ディラン好きです。

 

私も少し、この1年を振り返ってみたいと思います。

2015年は色々と新しいことにチャレンジした年となりました。

 

仕事面の変化 

まずは転職。急性期の病院から、まったく離れた在宅の領域で働くことになりました。

業種は同じとはいえ未経験の分野に足を踏み入れることに不安も多かったのですが、親切な先輩に助けられながら乗り切ってきた感じです。

途中から陰口ババア管理者に職場を引っかき回されるまでは、心穏やかに仕事をすることができました。まあそのことについてはまたどこかで書きます。

dylan-zuki.hatenablog.com

 入社して間もない頃に私は、訪問リハビリの役割として「人と対面して話すこと」「健康管理のセーフティネット」を挙げていましたが、半年以上経ってみて感じるのはもっと専門的な役割です。

それは装具の形状や、車椅子の種類の提案だったり、手すりの位置や家具の配置などの環境面に関することの場合もあれば、直接的に身体機能面にアプローチするような細かい技術であることもあります。

治療を受ける側というのは、問題が起きてはじめてどこかへ相談しようと思います。

でも私たちとしては、問題が起きてしまってはもう手遅れ、であることも多いのです。

昔処方された装具が、驚くほど身体に合っていないこともありますし、

診断を受けた段階で、手の施しようがないと主治医に言われたけれど、本当にそうだったのか。疑問に思うこともあります。

でもそれが、10年も20年も前のことだと、もう手遅れになってしまうことも多いのです。それは患者や身内の側からも「やっと慣れてきた(受け入れた)のに、今更変えないでほしい」という意見につながっています。

介護保険サービスは医療の中でも、”サービス色”が強く、基本的に「お客様第一主義」ですので、こうなるともう難しいです。

基本的に患者側は、医師に言われたことを信用し、受け入れます。

受け入れざるを得ない、と言った方が正しいでしょうか。

しかし、私たちからすれば、すべての医師が信頼できるわけではありません。

ろくな検査もせずに診断をつけてしまう医師もいれば、疾患の原因が不明のままリハビリに回される患者もいます。何か困ったときは「年齢を考慮すればいた仕方ない」で済まされてしまいます。

現場の常識ではその診断を疑問に思うことでも、「先生に言われたのだから他に手立てがない」と苦しむ患者に何度も遭遇しました。

そーゆうタイミングで私たちが訪問リハビリに入り、他の可能性を示唆することができるというのは、公衆衛生の観点からも、それ自体がセーフティネットになるように思います。

つまるところ訪問リハビリ業務に必要なのは、広い知識と医療従事者としての経験だと痛感しています。

 

dylan-zuki.hatenablog.com

 このことを踏まえ、来年もちゃんとした勉強会へ足繁く通うことでしょう。

 

 

生活面の変化

転職に伴い、一人暮らしを始めました。

 

そして私は、おばさん化しました。

このままではいけないと思い、始めたのがこのブログです。

4月から始めた『ディラン好きの日記」は、

現時点で読者登録数15累計アクセス数9548というクソみたいな数字を叩き出しました。

 

もともと私はネットの世界に疎い人間でしたので、2015年はブログというものを通してネットの世界に初めて足を踏み入れた年でもあります。

その世界には、誹謗と中傷の応酬、あくなき承認欲求、中身のないエロ等、気分を害すものが多かったのが印象的です。そこらへんのことを指摘した記事はこちらです。

dylan-zuki.hatenablog.com

 

反面、ARuFaの日記暇な女子大生が馬鹿なことをやってみるブログEverything you've ever Dreamedなど、それまで出会うことがなかったネットコンテンツの面白さに出会うこともできました。これら有名なブログのことも、今年に入るまで私は知らなかったのです。

夏の終わりには、実際に暇な女子大生のサイン会に行ったりと、リアルな交流を持てたのも新鮮で面白い体験でした。来年もイベント事には積極的に参加してみようと思ってます。

 

このように色々とネットコンテンツに触れる機会が増えた一年でしたが、ブログを始めてみて、自分が書き手になった時の難しさを痛感しています。

ブログを書く時に私は、何か大きなものに向けて書こうとしてしまう傾向があり、結局何も書けなくなってしまいます。思い返せばブログを開設した当初から同じことで悩んでいますね。

dylan-zuki.hatenablog.com

 

頑張って書いても『はてな』に無視され続け、一向に注目されない中で更新がめんどくさくなり、だんだんブログの無い生活が楽になってきていました。自分のために始めたものではありますが、やはり反応がなさすぎるのも辛いものです。

それでも記事にスターがついたりするのを励みにゆっくりと更新を続けましたが、11月にはついに更新が止まりました。その時の心境がこれです。

dylan-zuki.hatenablog.com

 相変わらずマメに更新できていませんが、これからはこんなブログでも更新を楽しみにしてくれている数少ない人に向けて書いていこうと思ってます。

 

 

 

来年の目標

最後に来年の目標を記しておきます。

まずこのブログに関しては、少なくとも100記事は書こうと思ってます。

100記事なんて目標が低すぎると思われるかもしれませんが、来年はインプットの量も今年より増やそうと思うので、私にとっては十分高い目標です。

あとは、

文章だけでは書くことに限界を感じてきたので、他のコンテンツにチャレンジしてみようと思います。

具体的にはラジオを考えていて、今ツイキャスやPod castが流行りだしてますけど、そこらへんのものを利用して、来年春頃にアメリカから帰国する友人と一緒に配信してみようと画策中です。

その他にも、ボブディランのものまねに磨きをかけてトークライブを行うなど、色々と妄想は飛躍するばかりです。

そんな当ブログですが、来年もどうぞ宜しくお願いします。

f:id:dylan-zuki:20150413234020j:plain 2015年 大晦日