ディラン好きの日記

転がる石のように

“高田純次”がモテるワケ

 

今日の情熱大陸は、

なんと、高田純次さん

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ところで高田純次ってみんな好きですよね?(ちがう?)

 

うちの母親も好きだし、

私も好き。

どうやら世代を問わず、若い女子にも人気らしい。

なぜだろう?

 

あんなにテキトーで、ハチャメチャやってるのに、

みんな好きってすごくない??

高田純次なら許される、みたいなのは

テレビ制作側も、視聴者も同じく思っている感じ。

 

 

で、なんで高田純次がモテるのかという話なんだけど、

 

 それは責任感があるからなんじゃないだろうか 

テキトーな人なのに責任感があるというのはおかしな話なんだけど、

テキトーであることに責任を持っている、人だなぁと私は思ってる。

 

いつでも一貫しているというのは、信頼を生むのだろう。

そのスタイルが“テキトー”であっただけで、

高田純次は、決してテキトーな人ではない。

テキトーであることに誰よりもマジメ。

その安心感が、私達を惹き付けて止まないんじゃないだろうか。

 

 

 

テキトー最強説

今の社会ってテキトーを許さない風潮ありますよね?

でも、僕が魅力的だなーと思うのは、テキトーな人が多いんです。

奥田民生とか、みうらじゅんとかリリー・フランキーとか、

みんなテキトーな感じ。アンニュイって言うのかな?

テキトーって、良く言えば順応性が高いってことだと思います。

事前にきっちり準備するんじゃなくて、その場で考える、みたいな

アドリブに強い印象がある。だからテキトーってのは、本番にも強いってことなんだろうと思います。

アガりで本番に弱くて、一個一個きっちり予習したくなっちゃう私は、

だからテキトーな人達に憧れちゃうのかもしれません。

自分にはないものだから。

 

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とにかく私が高田純次から学ぶべきものは多いのかもしれない。

やはり本番で結果を出す人こそが評価される世の中だから

その鍵は意外にも、

“テキトー”のなかにあるのかも、と思っている。

高田純次が、若者にとっての

ひとつのロールモデルになる予感がしている…!

もちろん、誰一人として高田純次になることは出来ないのだけど。

 

 

実は高田純次さんって35年以上もテレビの一線に立ち続けてる。

これもすごいことなんだけど、ずっと観ていても飽きない理由が、番組中の氏の発言から垣間見えた。

 

「俺も68で随分読まれてきてるから

70(歳)までの2年間でどうやって変えていくかっていうねー、それが難しいよね」

 

私、びっくりした。

この人、68歳になってもまだまだ変わり続けようとしているんだ…!っていう驚き。

私は勝手にボブ・ディランの生き様と似ている!と思ってしまった。

私達から見て、常に同じスタイルに見えるけれど、多分本人はちょっとずつ味を変えていて、それを貪欲に模索し続けている。

そりゃ、モテるわ…

 

見逃してしまった方はこちらで

7月12日の22時45分までみれるみたいなので、ぜひ観てみて下さい。

高田純次がモテる 

その理由が、この短い映像の中に隠されていたように思います。

 

あー無性に今、高田純次について誰かと語りたい気分…。