【NYひとり旅 回顧録6】ニューヨークとボブ・ディラン
こんばんわ、ディラン好きです。
『平成生まれのディラン好き』
というキャッチは世の中にまったく浸透していませんが、
私の記事を見れば、いかにディラン好きであるかがわかるでしょう。
(ていうか全体の記事数少なっ!!)
今日はNYでディランゆかりの地を尋ねてきたので、その報告です。
---------------------------------------------------------------------
日本を出る前、
Q「なぜNYを選んだのですか?」
A「アメリカを見たくなった。ただそれだけだ」
と、調子こいていましたが
実はニューヨークを選んだ目的はいくつかあります。
その最たる目的は、カフェ “WHA?” に行くことでした。
カフェ “WHA?”はディランが歌手になる夢を追ってマンハッタンへ「上京」して最初に演奏を始めた場所、つまり夢への第一歩をスタートさせた伝説の場所なのです。
カフェ・ホワッ?に行くと、フレディは地下のコートや帽子の預かり場所にいると言われ、そこで彼に会った。何をやるのかと訊かれて、私は歌とギターとハーモニカと答えた。彼が何かやってみろと言った。
そして一分後、自分のステージのとき、後ろでハーモニカを吹いていいと言ってくれた。わたしは天にも昇る心地だった。
<ボブディラン自伝>より
ここだけは、自分の目で見ておかなければならない。
当時、野心と好奇心と性欲に溢れていた大学生のディラン好きは、ついにNYへ行く決心をしたのです。
カフェ “WHA?”はワシントン・スクエア公園のすぐ近く、
マクドゥーガル・ストリートを歩いていると...
ありました!!
これがあの有名な、カフェ“WHA?”
夢を追ってNYへ出てきたディランが最初に行き着いた場所!
僕はもうこの時点で感激なんですが、
地下へつづく階段を降りると、
入口の扉にはなんとボブディランが!私を出迎えてくれました。
か、かっちょええ...!
ここは今でも昼はカフェ、夜はライブハウスとして営業しています。
私が行った時も、ちょうどライブをやってました。ラッキー!
賑わう店内
ミュージック・チャージは確か1000円くらいで、そんなに高くなかったと思います。(お酒や料理も良心的な値段でした)
暗めの照明の店内は雰囲気も良いし、店員さんもノリが良くて一緒に写真とってくれたりしました。
最後はみんなで踊って楽しかったです。
NYではアポロ・シアターやブルー・ノートなど音楽を楽しめる“聖地”がたくさんあるんですけど、どうも入りづらいんですよね。敷居が高いっていうか。。(値段も高い)
ここはディラン好きじゃない友人も十分楽しめたようなので、
気軽にNYで音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
ディランが夢の扉を拓いた場所が、こうして今もその姿のまま残されているのは、ディラン好きとしては感無量です。
いつかマンハッタンへ来ることがあったら、また訪れてみたいなー。
それでは今日もこの辺で。
【NYひとり旅 回顧録】旅のはじまりと、人生で一番さびしいディナー - ディラン好きの日記
【NYひとり旅 回顧録2】ハイラインで、熱中症にかかった話 - ディラン好きの日記
【NYひとり旅 回顧録3】ダコタ・アパートでジョンレノンの死に想いを馳せる - ディラン好きの日記